FC2ブログ

構造屋のつぶやき

丹波篠山から木質構造(木造)とベトナムの情報を発信します。

Entries

やはりあるんですね「一級建築士の懲戒処分」

国交省のサイトに平成23年度「一級建築士の懲戒処分について」
掲載されています。
6件(人)のうち4件(人)が戸建・木造住宅の「壁量不足」による処分です。

「壁量不足」とは、建築士が設計したにもかかわらず「耐震性が不足」していたとい
うことで、「建築基準法に適合しない設計をした」ということですね。

なぜ?
故意ですか?それとも間違った?、いや知らなかった??

処分された4件(人)とも、一人でたくさんの住宅を「不適切な設計」しています。
1軒や2軒じゃなしに、一人で24軒も「不適切な設計」している建築士がいます。
なぜですか?
全て一級建築士ですよ。(ひょっとして、この人が設計していない?)

「モラルの問題」では片付けられないような気がします。
個人の問題でしょうか?社会の仕組みや経済情勢というか風潮、周囲の人々の
「こころ」に原因はありませんか?

私は、建築・構造の仕事に関わって31年目になります。
そのうちの25年ほどは、構造設計が「法にもとづく」意識が、私にはありませんでした。
つまり私には「安全な建物を設計すること」が求められていおり当然のこと。
「法律に決められているから」設計するという意識はほとんどありませんでした。

ところがここ5年ほどは、職場や立場、それに設計の対象が変化したこともあって、
「法」を強く意識するようになりました。
そうすると、「何のための設計?」ということを考えさせられます。

それと、今回の「処分」の中に、「耐火建築としなかった」「用途違反の設計」
というのがありますが、確認申請でのチェックってどうだったんでしょうか??
確認申請の責任にするつもりはありませんが、チェックする仕組みや機能は必要でしょう。
建築士も人間ですから。
関連記事

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント:投稿可能です。

ご案内

プロフィール

丹波篠山の構造屋/ジョインウッドの波多野です。

Author:丹波篠山の構造屋/ジョインウッドの波多野です。
ようこそ、構造屋のプログへ。
㈱ジョインウッド一級建築士事務所
代表 波多野隆之
(構造設計一級建築士)

丹波篠山で、木質構造(木造)専門の構造設計事務所をしています。
http://www.join-wood.co.jp/
ベトナム情報も満載です。
http://voinwood.blog.fc2.com/

最新記事

最新トラックバック

カウンター

ただいま

訪問いただきました

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
1174位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
建築
46位
アクセスランキングを見る>>

右サイドメニュー

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR