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構造屋のつぶやき

丹波篠山から木質構造(木造)とベトナムの情報を発信します。

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ウッドショックで輸入木材が増える?

ウッドショックで輸入木材が増える?
2021年5月ウッドショック3

ウッドショックは、木材の輸入量減少が主因にありましたが、
ここにきて、新たな木材輸入を手掛ける動きがあります。

木造建築の構造材、二次部材(下地材、羽柄材)は、
主に、「製材」「集成材」「積層材」の3種類が
JAS(日本農林規格)に規定されています。

製材:無垢材、立木を伐採、乾燥させたものです。
    (乾燥させていないものを「グリーン材」といいます)
集成材:2~4cm程度の板材を3~5枚、貼り合わせてつくります。
積層材:2mm~4mm程度の板材をたくさん貼り合わせてつくります。
     (合板、ベニヤ板と似たつくり方です)

いずれも「構造用○○」「造作用○○」ということでば、
JAS(日本農林規格)に規定されています。

JASは日本の規格、日本の国内の法律ですが、
海外の、外国のメーカー・工場が、JAS認定を取得している
ところがたくさんあり、「JAS製品を輸入する」ことが
一般的に可能です。

特に、これまで比較的輸入量が少なかった「積層材」の
輸入量が増える傾向にあるようです。

「積層材」の原料は、合板の原料と似ており、
比較的細い木からも製造が可能ですので、
輸入を増やせるという事情があるようです。

ウッドショックの影響は、
・これまで使われていない種類の木材が使われる
・木材の調達先(製造元、輸入元)範囲が広がる
などの動きがみられます。

そのうえで、木造建築の場合はJAS、JIS規格に
該当しない材料も使われることが少なくありません。
(法的な縛り、制約が比較的少ない、緩い)

RC造や鉄骨造の、コンクリートや鉄製品の品質や性能は、
JIS等で厳しく規定されています。
それに比べて、木造は、比較的緩い部分があります。

このウッドショックの影響を回避して、
木造建築の品質を明らかにしてかつ確保するためには、
木造の構造計算が欠かせません。
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丹波篠山の構造屋/ジョインウッドの波多野です。

Author:丹波篠山の構造屋/ジョインウッドの波多野です。
ようこそ、構造屋のプログへ。
㈱ジョインウッド一級建築士事務所
代表 波多野隆之
(構造設計一級建築士)

丹波篠山で、木質構造(木造)専門の構造設計事務所をしています。
http://www.join-wood.co.jp/
ベトナム情報も満載です。
http://voinwood.blog.fc2.com/

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