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構造屋のつぶやき

丹波篠山から木質構造(木造)とベトナムの情報を発信します。

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ウッドショックへの対応は構造計算が不可欠です。

ウッドショックへの対応は構造計算が不可欠です。
2021年5月ウッドショック2

昨今、構造用木材の輸入が激減する中、国産材の増産もままならず、
木造建築の仕事はあるか材料がない、という危機的な状況が続いています。

そのウッドショックを回避するために、
・輸入材を国産材に切り替える(置き換える)
・本来は梁の材料を柱に用いる。
・強度等級を下げて材料をまかなう
などの対応がとられています。

いずれも、小規模木造(2階建て、500㎡以下)の場合は
違法性はなく、特に責められることでもないと思います。
従来から、輸入材と国産材を、等級の意識なしに使われている
現実からすれば。

しかし、実際には、
・輸入木材より国産の杉材のほうが強度が劣る。
・集成材、製材ともに、本来は柱材と梁材は異なる規格。
・予定していた強度等級が手に入らず、等級を下げる。
いずれも、構造計算をすれば、その違いがはっきりと判ります。

構造計算をしなければ(仕様規定であれば)その違いは
見えません。
また、構造計算をすることで構造材を減らすことが可能です。
さらにその結果、構造計算という付加価値が付きます。

ウッドショックを回避するためには「構造計算」が不可欠であり、
ウッドショックは木造の構造計算が普及する契機になりそうです。
・樹種や等級の変更を構造計算で確かめる
・構造計算することで構造材を削減する
・おまけに「構造計算」という付加価値がついてくる

まさに、ピンチをチャンスに。
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プロフィール

丹波篠山の構造屋/ジョインウッドの波多野です。

Author:丹波篠山の構造屋/ジョインウッドの波多野です。
ようこそ、構造屋のプログへ。
㈱ジョインウッド一級建築士事務所
代表 波多野隆之
(構造設計一級建築士)

丹波篠山で、木質構造(木造)専門の構造設計事務所をしています。
http://www.join-wood.co.jp/
ベトナム情報も満載です。
http://voinwood.blog.fc2.com/

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