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構造屋のつぶやき

丹波篠山から木質構造(木造)とベトナムの情報を発信します。

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OSB9mmで壁倍率4倍(木造軸組工法)

木造軸組工法の「耐力壁」で、OSB9mmは壁倍率4.1倍がとれるようです。
OSB4.1倍新聞記事
認定書取得
告示では2.5倍ですね。
大臣認定で4.1倍?この違いは何でしょう??

秘密は「釘」と「個別認定」でしょう。
「釘」はCN50釘限定。
「個別認定」では、釘ピッチを細かく指定。

特に、釘ピッチを細かくして、釘をたくさん打てば、壁の耐力が上がることは一般に
知られています。
が、釘をどれだけ打てば、耐力がどれだけ上がるか?
これが難しいですね。

計算する方法もありますが、「個別認定」では、実物・実大の実験をします。
壁の実物・実大の実験をして、耐力を「測定」するのです。
これが効果がある!!

なぜ実物・実大の実験をして、耐力を「測定」すると、“効果”があるのか?
告示や計算で示される耐力(倍率)は、だいぶ安全率が大きくかかっているので
しょう。
それに比べて、実験すると正味の耐力が出るようですね。
もちろん実験で出した耐力にも安全率がかかっていますので、実際はもっと大きな
耐力があるのでしょう。

でも、それは材料や施工が100%完璧な場合の耐力で、実際は材料にバラツキがあり、
施工精度にバラツキがあるため、安全率がかかっていて当然ですが。

それから、N釘に比べて、CN釘は太くて頭も大きいので、効果があるでしょうね。
構造用合板にCN釘を使えば、告示の2.5倍より、耐力は大きくなるでしょうね。

そのあたりが、おおざっぱというか、あいまいというか、木造のつらいところ
ですね。
でも、そのあたりの事情とか実際とか、深いところを理解して構造設計するのが
大切ですね。
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プロフィール

丹波篠山の構造屋/ジョインウッドの波多野です。

Author:丹波篠山の構造屋/ジョインウッドの波多野です。
ようこそ、構造屋のプログへ。
㈱ジョインウッド一級建築士事務所
代表 波多野隆之
(構造設計一級建築士)

丹波篠山で、木質構造(木造)専門の構造設計事務所をしています。
http://www.join-wood.co.jp/
ベトナム情報も満載です。
http://voinwood.blog.fc2.com/

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