2011.05/31 [Tue]
木造軸組の梁継手と柱脚(東京大学・腰原先生とお話しました)
先日、ある会合で東京大学・腰原先生とお話ができました。
腰原先生の理論には、私も同調するところが多く、この日も、木造軸組の梁継ぎ手
について話が盛り上がりました。
・木造軸組の梁にも継ぎ手があっていいじゃないか
・標準的な納まりを作って、剛性・強度など、規格化すれば
など、我々が日ごろ苦労しているところを「日常化」できるよう、声を発していただ
きました。
軸組工法の柱脚は、大断面を使う場合、「ピン」にするか「バネ」を評価するか
悩ましいところです。
納まりや、金物・アンカー(種類、径、定着、配置など)で、単純な「ピン」ではない
はず。とはいいながら、「バネ」の値をどう設定するか、難しいですね。
そのあたりを各金物メーカーさんは、独自の金物で、独自に研究・開発されて
いますが、鉄骨みたいに標準化・規格化できれば、使いやすいし、コストも落ち
ますね。
弊社も、「NK工法」の㈱ナカムラと共同で、「半剛」の柱脚を開発中です。
まもなく、実用化できる予定です。
この会合は「公共建築木造化推進法」にどのように対応するか、できるか、を議論
する会で「木材加工技術協会」の主催で、「木材利用の環境貢献ワークショップ」と
題打って行われました。
腰原先生の理論には、私も同調するところが多く、この日も、木造軸組の梁継ぎ手
について話が盛り上がりました。
・木造軸組の梁にも継ぎ手があっていいじゃないか
・標準的な納まりを作って、剛性・強度など、規格化すれば
など、我々が日ごろ苦労しているところを「日常化」できるよう、声を発していただ
きました。
軸組工法の柱脚は、大断面を使う場合、「ピン」にするか「バネ」を評価するか
悩ましいところです。
納まりや、金物・アンカー(種類、径、定着、配置など)で、単純な「ピン」ではない
はず。とはいいながら、「バネ」の値をどう設定するか、難しいですね。
そのあたりを各金物メーカーさんは、独自の金物で、独自に研究・開発されて
いますが、鉄骨みたいに標準化・規格化できれば、使いやすいし、コストも落ち
ますね。
弊社も、「NK工法」の㈱ナカムラと共同で、「半剛」の柱脚を開発中です。
まもなく、実用化できる予定です。
この会合は「公共建築木造化推進法」にどのように対応するか、できるか、を議論
する会で「木材加工技術協会」の主催で、「木材利用の環境貢献ワークショップ」と
題打って行われました。
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